2004-07-10から1日間の記事一覧

《おくのほそ道》五月二十四 〔056〕

尾花沢にて、清風と、云ものを尋ぬ。 かれハ、富るものなれども、心ざし、いやしからず。都にも折々かよひて、さすがに旅の情をも知たれバ、日比とヾめて、長途のいたはり、さまざまにもてなし侍る。 涼しさを我宿にしてねまる也 這出よかいやが下のひきの声…