《おくのほそ道》四月八日 〔011〕

黒羽の舘代、浄坊寺何がしの方に、音信ル。
日夜語つゞけて、其弟桃翠など云が、朝夕勤とぶらひ・・・、

曾良随行日記)

一 六日ヨリ九日迄、雨不止。


今日(四月八日)も、雨で家老・浄法寺図書(高勝)の屋敷で、休養のようです。
これで休養?3日目になります。この間、芭蕉曽良もまったく外出しなかったのでしょうか?。
あるじの図書高勝にしたところが城代家老の身ですから、当然城に出仕しないといけないでしょうし。
憑かれたように歩いてきた日々のことを思うと、この動静のはっきりしない休養の日々、気になりますね。
おそらく芭蕉一行は高勝の屋敷では、那珂川の鮎を味わったものかと思います。

それがかなわない私は、この機会に 平成元年にできたという黒羽町の「芭蕉の館」を訪れたいと思います。
いろんな資料が見られます。
http://kurobane.shokokai-tochigi.or.jp/machi/machi-basyou.html
黒羽町の句碑〕のコーナー地元ならではで、いいですね。