2004-05-16から1日間の記事一覧

追記

雪月花の揃った幻想的な朝から、タイムトンネルのような「船行」を間において、船から揚がったところで「幻のちまた」、すなわち、この紀行が、「別次元」(耳にふれていまだ目に見ぬ境)に入っていくという構成になっているところは、注目しておいてよいと…

《おくのほそ道》元禄二年三月二七日〔1689.05.16/001〕

今日は、芭蕉が《おくのほそ道》への俳句旅行へ旅立った日でした。 《おくのほそ道》に、旅立ちの日として記されている「弥生も末の七日」(「元禄二年三月二七日」)は、グレゴリウス暦に直すと1689年5月16日。 平均すると、旧暦(太陰太陽暦)と太陽暦は…