2004-05-21から1日間の記事一覧

追記(2004.05.21)

上にはふれてないが、不思議なことを芭蕉はしている。 「浄坊寺何がし」「其弟桃翠」とは、これ如何に・・・。 「那須の黒ばねと云所に、知人あれば」と言っておきながら、その知人――彼等は、江戸で芭蕉の弟子であった人びとだというし、黒羽で10日以上世話…

《おくのほそ道》四月三日〔006〕

《おくのほそ道》(那須の黒ばねと云所に、知人あれば、是より野越にかゝりて、直道をゆかむとす。遥に一村を見かけて行に、雨降り日暮るル。農夫の家に、一夜をかりて、) 明れバ又野中を行。そこに野飼の馬あり。草刈おのこになげきよれば、野夫といへども…