2004-10-04から1日間の記事一覧

追記〔秋の暮〕

「秋の暮」の対は、「春の暮」。以下は、「ほそ道」三日目、室の八嶋を訪れた時の芭蕉の句です。糸遊に結つきたる煙哉 あなたふと木の下暗も日の光 入かゝる日も程々に春のくれ 鐘つかぬ里は何をか春の暮 入逢の鐘もきこえず春の暮「ほそ道」本文に芭蕉はこ…

元禄二年八月二十一日〔1689.10.04〕

露通も、〔このみなと迄、出むかひて、〕ミのゝ国へと伴ふ。駒にたすけられて大垣の庄に入ば、 (曾良随行日記) ○廿一日 同(天気吉)。 「おくのほそ道むすびの地」“美濃大垣”に旅胖を解く。 馬はどこから乗ったものか、春照に泊り、関が原の山越えの路を…