追記:2〔加右衛門〕

ここでも、芭蕉はやってくれています。「嘉右衛門」→「加右衛門」
なお、芭蕉にとっては少しあてがはずれたようです。大きな城下町仙台では、知り合いのところに落ち着き、少し日数を過ごしたかったのではないかと思われます。しかし添え状も役に立たず、結局宿に泊ることになったようです。
北野屋嘉右衛門と出逢えたのは偶然なのかどうかはっきりしませんが、こちらは良い意味であてがはずれた?ようです。彼は「いささか心ある者」でした。