元禄二年九月二日〔1689.10.14〕

大垣の庄に入ば、如行が家に入集る。前川子、荊口父子、其外、したしき人々、日夜とふらひて、蘇生のものに、あふがごとく、且、よろこび、且、いたハる。

曾良随行日記)

二日 晴。大垣為行、今、申ノ尅ヨリ長禅寺ヘ行て宿。海蔵寺ニ出会ス。

曾良は、芭蕉の伊勢行きのある程度具体的な予定を聞いたのでしょうか、大垣へ向かいます。
長禅寺、海蔵寺ともに曾良がいた大智院と同じ長島町にあるようですが、まだ調べていません。